分散システムとポエム

Monthly Selection: Nov 2024

また読みたいと思う記事やリンクをまとめる.気分が向いたら続けてみようと思う.XやBlueskyだと後から探しにくい問題があるのでブログを使ってみる.

日本のスタートアップがグローバルで苦労する理由

Ubieの共同代表である久保恒太さんが投稿された記事が興味深かった.久保さんがアメリカのUbieの事業展開のために移住されている.この記事で説明されているポイントのうち特に納得した理由は以下であった.

  • アメリカで日本人の移民が少ない
  • 日本の国内に大きなマーケットがある
  • 日本で成功してから海外展開すればよいという考え方

特に日本のマーケットの大きさに関する以下の説明は大いに同意した.

十分に大きい日本マーケット

国内マーケットの大きさはお隣の韓国やベトナムとは大きく違う点です。GDPも世界4位で十分大きなマーケットがあるとそもそも海外に出る必要はありません。一方で他の国は国内マーケットが小さいため創業者や株主としても海外に出ないと稼げないという構造があるため世界一位の経済大国のアメリカに人材流入します。

出典: 日本のスタートアップがアメリカでホームランを打てない理由 – 久保恒太 (Dec 11, 2024 accessed)

リモートワークに必要な能力

パッシブなコミュニケーションが減ることはリモートワークの問題だと改めて認識した.自らコミュニケーションを取りに行かなくとも,自然とコミュニケーションが発生するのはオフラインで仕事をするメリットだと思う.オフラインで環境を共有することで,非言語情報をうまく利用してコラボレーションしていたのではないかと改めて感じた.

パッシブなコミュニケーション

それは、例えば以下のようなものである。

ある同僚の顔色や声色から、なんとなくその日の体調がわかる
ある同僚が考え事をしている時間が多くて、壁打ち相手になったほうがよさそうに感じる
ある同僚が息抜きにコーヒーを飲んでいて、今なら話しかけても大丈夫そうと思える
一言で抽象化するなら「その人の挙動や雰囲気から周囲に届く情報」だろうか。パンデミックを機にリモートワークとなった人は、過去にオフィスで働いていたときのことを思い返すと、そういった雰囲気から多くの情報を得ながら働いていたのではないか。

では、リモートワークにおいてはどうか。これらのパッシブなコミュニケーションは、オフィスに集まって働いていたときには無意識に成り立っていたはずだ。一方でチャット中心のリモートワークでは、これらのパッシブなコミュニケーションから本来得られる情報は殆ど失われてしまう。

リモートワークに必要な覚悟あるいは才能 (Dec 11, 2024 accessed)

睡眠

睡眠に興味を持ったので調べてみた.なぜ生物が寝るのかが解明されていないのが興味深かった.

2017年度 特別講義・柳沢正史「睡眠・覚醒の謎に挑む」

AWSのSEDになるまで

AWSのサポートエンジニアからAWSのSoftware Development Engineer (SDE)になった方のブログを見つけた.サポートエンジニアをしていた経験があるため,どれだけ努力をしていたか想像できた.この方が優秀(未踏事業に採択されている)であるがゆえに出来たことだとも思った.

Big Tech のエンジニアになるまで / なってから|Takahiro Itazuri