履歴書をMarkdownからAsciidocに書き直したので、この機会にビルドも自動化してみました。方法だけ知りたい方は前半を読み飛ばしてください。
Markdownを使っていた理由
これまでMarkdownで書いていた理由は以下です。
- Markdownはシンプルな書式でエディタだけあれば書ける
- Wordは特定の環境でしか編集ができない
- LaTeXは細かく指定ができるが書式が冗長である
Markdownで感じた課題
一方で、Markdownで感じていた問題は以下です。
- レイアウトを細かく指定できない
- Markdownの方言で振り回されることがあった
- 納得できるPDFビルド環境がない(Pandocもイマイチ)
Asciidocで書いてみて
Markdownより書き方は冗長であるものの、Markdownでは手が届かなかった部分が指定できるので満足しています。
ビルドの環境は以下のDockerイメージで構築しています。
htakeuchi/docker-asciidoctor-jp
履歴書/職務経歴書の書き方は以下の記事を参考にしました。
エンジニアが読みたくなる職務経歴書 – dwango on GitHub
GitLabのCIで自動ビルド
gitlabのCIは .gitlab-ci.yml
で設定を記述します。サンプルが豊富にあったのでLaTeXのサンプルをベースに以下の設定を作成しました。
image: htakeuchi/docker-asciidoctor-jp:latest
build-master:
stage: build
script:
- asciidoctor-pdf -r asciidoctor-pdf-cjk-kai_gen_gothic -a pdf-style=KaiGenGothicJP resume.txt
artifacts:
paths:
- "*.pdf"
GitLabにプッシュするとCIが走ります。右側のBrowseからビルドされたファイルを見ることができます。
ブラウザからビルド結果を確認できます。
たまにPushしてもPendingで止まって5分くらい動かない時がありました。気長に待っているとビルドが終わります。
GitHubでも良かったもののCircle CIの設定が面倒だったので1サービスで完結するGitLabで今回はやってみました。自動化しておくとWindows環境でもブラウザだけあればGitLabのWeb IDEから編集してビルドが出来るので便利だと思います。
コメントを残す